こんにちは。
お出汁愛世界イチ!な
おうちお出汁研究家の峰村咲子です。
最近、あさりのお出汁にハマってまして。
あさりやはまぐりなどの貝類には
コハク酸といううま味成分が含まれています。
これ、貝類に含まれるうま味成分なんですよ。
だから貝を使った料理って
なんかこう、独特の美味しさがあるんですよね♪
あさりから出汁を引ければ、
・炊き込みごはん
・お味噌汁
・パスタ
・うどん、などなどが
いつもの味から劇的に変わって美味しくなる♡
ちなみにお出汁オタクの私は
もっぱらあさり出汁でごはんを炊くこと
ばかりをしていて…
「出汁がしみたごはんって
なんでこんなうまいんだ…?」
って毎日同じこと思いながら作って食べてます。
なので、国産の良いあさりを見つけた際には
ぜひトライしてみてほしい、あさり出汁。
あさり出汁を引いて作る
お味噌汁や炊き込みごはんの作り方は
TORICOの月額オンライン講座に
レッスン動画をアップしているのですが、
この記事にも
引き方のコツを綴っておきます♪
あさり出汁を引く3つのコツ
コツって言っても
あさり出汁はほんとカンタンというか、
はっきり言えば料理の腕がなくても
美味しく引けます!笑
それくらい、カンタンなんですが
コツや気をつけるべき点をお伝えしますね!
コツ①昆布と炊く
あさりでもかつお節でも煮干しでも、
とにかくまず大事なのは
うま味のかけ合わせです!
異なるうま味成分をかけあわせることで
出汁ってまず美味しくなるので、
あさりと違ううま味を合わせることが大事。
ちなみに、
うま味のかけ合わせについては
公式LINEで無料プレゼントしている
動画レッスンで学べるのでぜひ!
で、あさりと合わせるのは
やっぱり昆布さまですね。
昆布は出汁のかなめであり、
基本は全ての出汁の大黒柱。
料亭でいただける美味しい出汁も
昆布とかつお節の合わせ出汁ですよね。
昆布は全ての出汁を美味しくしてくれる
一番大事な存在なのです。
なので!
あさりにも昆布を合わせます!
昆布の種類は、
わたしはあさりの場合は日高とか
真昆布を合わせますが、
たとえばはまぐりだったら
天然の利尻とか違う昆布を合わせます。
これは作る料理や
合わせる素材によって変えるといいですね。
コツ②酒を加える
みなさま、料理に使うお酒って
よくわからないままとりあえず入れてませんか?笑
過去のわたしもそうだったので
めちゃくちゃよくわかりますw
今回あさりの出汁取りに酒を加える理由は
・味をまろやかにするため
・海臭さを消すため
です。
基本の出汁を引くときには
お酒は入れないんですが、
あさりの出汁には相性いいんですよ。
あとは、魚の骨から出汁を取るときとかも
入れるといいですね。
とにかく臭み消しにはお酒が一番!という感じ!
ちょろっと足すでもいいですが
もし贅沢に使えるのなら
お酒はジャバ―っと結構入れちゃっていいです♪
コツ③煮すぎないこと
あさりの出汁はですね、
煮始めてちょっとでオッケーなんです!
ちょっとコトコト煮るだけで
出汁がキレイに白濁していきて
宝石のような出汁に仕上がります♡
煮すぎるとあさりの身が
小さく固くなってしまうので
あんまりよくないんですよね。
よくないというか…、
食べるあさりが美味しくなくなります。
なので、サッと!出汁引いていきましょう♡
煮干しもすぐ引けるけど、
あさりほどカンタンな出汁はないですね♡
あと、大事なこと
出汁を引くのはカンタンなんですが、
大事なことは砂抜きなどの下ごしらえです。
砂が抜けないまま出汁を引いて
ごはんやお味噌汁を作っても、
ジャリッとなったらもうトラウマ。笑
恐怖であさりがキライになりますよね。
なので、下ごしらえが大事なんです。
もし砂が入っていないかどうか
めちゃくちゃ気になる場合は
身からはずして流水で少し洗うのもおすすめ。
手で優しく洗って砂を落とし、
でまたあさりを出汁でサッと煮れば大丈夫。
気になる方はぜひやってみてください。
いろんな出汁、楽しもう♪
というわけで!
あさり出汁のコツ、いかがだったでしょうか。
出汁って昆布やかつお節のイメージだけど
実は私たちのまわりには
出汁が取れる食材であふれています♡
で、その出汁という存在は唯一無二の
全ての料理を美味しくしてくれる土台なんです。
だから、
出汁さえしっかり美味しく引ければ
家族が喜んでくれる美味しいごはんも
無添加でカンタンに作ることができるし、
あなたも自信がどんどんついて
料理することが楽しみに変わる!
旬の食材や恵みが豊富な日本にいるのですから、
ぜひ出汁と料理を一緒に楽しんでいきましょう!