あなたの料理には干し椎茸が足りてない:干し椎茸出汁にしかない魅力とは

こんにちは~!

お出汁愛世界イチ!な
おうちお出汁研究家の峰村咲子です♪

今日のテーマは干し椎茸!

もうね、先に言いますが
ほんとに干し椎茸ってすごいんですよ。

今まで美味しく作れなかった和食が
・なんかしっくりこない
・いくら醤油入れても思った味にならない

こんな風に思ったときは
あなたの料理には干し椎茸が足りていないんです。

あなたは干し椎茸、
うまく活用できていますか?

きっと多くのかたは
・精進料理に使うやつ
・筑前煮とかなんかに入ってるやつ

くらいのイメージだと思います!
(過去の私がそう。軽視してた)

が、それだけだともったいない!!(断言)

干ししいたけって実は
めちゃくちゃ力を持っているというか、

干ししいたけにしかできない料理の味が
たくさんあるんです!!

干し椎茸を極めるために1年ほど向き合った私の中では
干ししいたけって『出汁界のレジェンド』、
干ししいたけ様って感じで。笑

扱いにくくて陰キャラだなあと思っていた
干し椎茸のイメージは
ガラッと変わりました。

というわけで本日は!

みんながまだまだ知らない
・干ししいたけの魅力
・干ししいたけはあなたの料理をどう変えてくれるのか

についてお伝えしていきます!

目次

干し椎茸にしかない魅力

おそらく多くのかたが思うのって、

干し椎茸ってどんなときに使ったらいいのかわからん

ってことだと思うんです。

レシピに「干し椎茸の戻し汁」
って書いてあるからとりあえず干し椎茸を水につけて戻す。

くらいの感覚ですよね。

でも実は干し椎茸って、

・実は和食に欠かせない存在で、
・味に深みをもたせてくれて、
・おうちのごはんレベルを底上げしてくれる

存在なんですよ。

魅力① 美味しさに必要な深みを出す

お料理、特に和食を作っていて
「な~んか物足りない」って思う時ありませんか?

高野豆腐の煮物とか、
筑前煮、そうめんやにゅうめんのつゆ、

添加物に頼らずに作る和食って
意外と美味しく作るの難しいものがあるんですよ。

なにが足りないかわからない。けど
なんか思った味じゃなくて
醤油を足しても味が濃くなるだけ、
って感じのやつ。

これ、昆布やかつお節の出汁だけでは
深みを出すことができなくて。

できないというか、

『昆布とかつお節の出汁使っているのに
なんか淡泊というか思った味にならない』

っていうときって
干ししいたけが足りていないんですよ。

私の料理が劇的に変わるのも
干し椎茸を足してみたときが圧倒的に多くて。

というのも私は日々
京都の割烹『八寸』の大将から
出汁や和食を学んでいるのですが、

私が美味しく作れないなあと悩む料理はたいてい、

『それ干ししいたけ入れてみるとええよ』

という教えをいただきます。(ありがたや)

その悩んでいた料理というのは
先ほど例に挙げた
高野豆腐の煮物だったり
にゅうめんのつゆだったのですが、

干ししいたけ出汁入れるだけで
『うわああ~、なにこれ…!うま…!』

ってなったんです…!

もうね、

干ししいたけってすごいって思って!!!


なので干し椎茸は
「ただなんとなく使う」とか
精進出汁にしか使わない、ではもったいなくて!

ここぞってときに干し椎茸の力を借りる
っていうことが手軽にできるようになったら、
あなたのおうちごはんももっと本格的な美味しさに変わります

昆布とかつお節の出汁が基本大事だけど
その次の干ししいたけステップまでが
ワンセットで必要不可欠、というわけなんです。

↑これは干ししいたけ単体の出汁♡

魅力② 出汁ガラが出ない唯一の食材

昆布、かつお節、煮干しって
出汁ガラだけだと美味しくないですが、

干し椎茸だけは
戻して出汁を取ってからが本番です。

戻した干し椎茸こそがお宝食材というか
立派な高級食材!

だから、出汁ガラにならない唯一の食材なんです。

しかも、生の椎茸よりも
肉厚でジューシーで美味しい。

もうこれは神秘ですよね。

椎茸を干しただけで
栄養、食感、味、出汁、全てが変わるんですから。

なので、干し椎茸は出汁だけでなく
戻した干し椎茸も美味しくいただけるのが魅力のひとつです。

干し椎茸のうま煮を作れば
・そのまま食べてもよし
・刻んで巻き寿司やちらし寿司に混ぜてもよし
・高野豆腐の煮物に添えてもよし

と、ふだんの料理が格上げされます。

本格的で美味しい和食を作りたいときは
干し椎茸が欠かせないんです。

魅力③ 野菜料理にも必要不可欠

ここは多くのかたも知っているかもですが
干し椎茸は精進出汁・ヴィーガン出汁にも欠かせないものです。

そもそも出汁というのは
異なるうま味成分を2種類以上かけ合わせないと
美味しい味になりません。

昆布出汁だけだとただの昆布水ですが
かつお節を入れたら一気に感動の出汁になりますよね。

それと一緒で精進出汁も
植物性食品だけで異なるうま味成分をかけ合わせないと
深みある出汁、そして料理って作れないんです。

たとえばキャベツとか玉ねぎだけを
コトコト煮たスープって
いくら醤油とか入れても美味しくならないですよね?

それは調味料が足りないのではなく
異なるうま味成分の掛け合わせが
足りてないんですよ。

そんなときにも活躍できるのが干し椎茸。

干し椎茸はきのこなので植物性食品ですが
昆布や野菜が持つうま味成分とは違ううま味成分を含有しています。

(詳しく言ってしまうと、
昆布や野菜にはグルタミン酸、
干し椎茸にはグアニル酸のうま味成分が含まれています)

グアニル酸を含む食材ってあんまりないので
干し椎茸って出汁界では唯一無二の存在なんですよ。

だから干し椎茸って大事!

精進出汁には乾燥大豆や切り干し大根も加える方法もありますが
まずは昆布×干ししいたけの出汁だけでも
じゅうぶん美味しい精進出汁・料理はつくれますので
ぜひ活用していきましょう。

魅力④ 鶏がら出汁の変わりにもなる!

私もそうなんですが、

「なるべく無添加で料理は作りたい」

「自分が作る料理では、
 なるべく不自然なものを摂りたくない」

ってなると、鶏がらスープの素とかあんまり使いたくないですよね。

でも家族が好きそうなおかずって
大体鶏がらスープの素使ってるんですよ、笑

そんなときにも干し椎茸ってめちゃくちゃ万能で!

椎茸の戻し汁を他の出汁と組み合わせると
しっかりスープやあんかけが美味しくなるので
顆粒だしがいらなくなります♪

月額オンライン講座の中にもある
出汁春巻き」も、顆粒だしを使わず
干し椎茸の出汁を活用して作ります^^

しかもこれがめちゃくちゃ美味しくて!

10本が秒でなくなるほどの美味しさなので
ぜひぜひ作ってほしい一品です♪


本格和食を作るなら干し椎茸も欠かせない出汁

というわけで干し椎茸の魅力、
どうでしたでしょうか!

私は干し椎茸を正しく使えるようになってから
自分で作る和食がほんっとにレベルアップしたので
あなたの料理にも干し椎茸をうまく
取り入れてもらえたらなあと強く思っています。

・干ししいたけをマスターしたい
・おうちの和食を本格的に美味しくしたい
・和食の出汁を極めたい

というかたはオンラインで学べる
【干ししいたけマスター講座】
ご用意しておりますので
ぜひこちらで一緒にマスターしていきましょう!

レッスン詳細は画像をクリック


世界で干ししいたけをがっつり学べるのは
このTORICOのお出汁教室だけです♪

干ししいたけをマスターするだけで
おうちの和食がぐんとレベルアップするし、
家族や大切な人に感動してもらえるようなごはんを
作れるようになるので、
ほんとに早く多くのかたに伝えたい♪

ちなみに先日お友達との寿司パーティーで
干ししいたけのうま煮を持っていったのですが
「美味しい!!」と
喜んでもらえました♡

巻き寿司やちらし寿司の具にしても美味しいので
干ししいたけを知っておくと
この先ずーっと重宝するのです^^

干ししいたけの出汁自体も
ぜったい感動するし、
干ししいたけ出汁の美味しさにびっくりしますよ♪

一緒に干ししいたけも
愛していきましょう~!

おうちお出汁研究家
峰村咲子


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