美味しいごはんを作るときに最も大切なこと【みんな忘れがち】

レシピを見ながら料理を作り、
完成してから味見をすると
「あれ?なんか思ってたのと違う…」
となることありませんか?



レシピに頼りっきりにならなくても
美味しいごはんが作れるようになりたい。

そしてそのごはんを無添加で美味しく作りたい。

そんなかたに向けて
【自分の感覚で美味しいごはんを作るコツ】
お伝えいたします。


本日お伝えするコツは、
「え?そんなこと?」
と思ってしまうくらい
とってもシンプルなんですが、
料理をする上で最も大切なこと。

かつ、みんな忘れがちなことです!

これがうまくクセづけられるようになれば、
だんだん自分の味感覚で
自由自在に美味しいごはんが作れちゃう
ので
ぜひ覚えていかれてくださいね♪

▶筆者について
・どんな昆布やかつお節を使っているのか、
・昆布出汁の色と味はどんな感じか、
を聞いただけでそれに合わせた美味しい出汁の引き方がわかるほどお出汁を愛する料理家です。

「お出汁は難しい」というハードルをなくし、
美味しいお出汁を手軽に楽しんでほしい!
そして家族や大切な人に喜んでもらえる
美味しいごはんを作ってほしい!
こんな想いからお出汁の引き方のコツや魅力をお伝えしています^^

詳しいプロフィールはこちら

目次

美味しいごはんを作る上で最も大切なことは

これは料理をする上でも
美味しいお出汁を引く上でもすっごく大切なこと。

それは、

味見です。

あなたは1品作るのにどれくらい味見してますか?





おそらく多くのかたが
料理が出来上がる直前くらいのタイミングでやっと
味見をされるかなぁと思います。

わたしも昔そうだったんですが、
ついついレシピに頼りっきりになり
味見をしないまま料理を完成させますよね。

でも、それだといつまでたっても

・なぜその調味料を入れるのか、理由がわからない

・美味しくなかったときの対処法がわからない


・毎回レシピを見て分量をはからないと作れない

となってしまって、
なんかこう、自由に楽しく作れないんですよ。

本来のお料理のだいごみって、
【自由に、楽しく作って、
そして美味しい!わーい♪】

だと思うんですよね!

あとは、料理の満足度も違います。

たとえば検索したレシピが
自分好みの味の濃さだったらいいのですが、
・濃すぎる
・薄すぎる

なんて感じることもありますよね。

料理が完成したあとに味見をして、
「あれ?なんか思ってたんと違う・・・」
なんてこと、ありませんか?


もちろんレシピって大切なんですが、

・人それぞれ味の好みも違えば
・使っている調味料も違うので、


味見をこまめにして自分の味覚を養い、
あなたやあなたの大切な人が好む
味付けができる
ようになったほうがいいですよね♪


味見は、

・なるべく塩分量をおさえたい
・家族に美味しいって喜んでもらいたい
・顆粒だしに頼らず無添加で作りたい

そんなあなたにとって
とっても大切なんですよ^^

味見、ぜひクセづけましょう!

味見のクセがつくとどうなる?

味見が自然とできるようになると、
毎日のごはん作りや暮らしが
こんな風に変わります^^

料理上手になり、自分に自信がもてる

味見がクセづくと、
・なぜこの調味料を入れるのか
・どのくらい入れたらいい塩梅なのか

など、料理の基本的な原理原則が
自然とわかるようになる
ので
自分のごはんにもっと自信を持つことができます。

自信が持てるようになると、
どんどんお料理を食卓に出すのが楽しくなるし、

たとえば今まで作ったことがない料理でも
ささっとレシピを見るだけで
「あ~、これとこれ入れればいいのね、オッケー!」
という感じで、だいたいの味付けが
わかってくるんですよ♪

そうすると冷蔵庫にあるものでも
パパっと作ることもできちゃうので
まさに理想的なお料理上手さんになれちゃいますね^^


食べたいものを自分で自由に作れる

私たちの暮らしは日々忙しいので
その時々の気持ちで食べたいものって変わってきます。

「今日はからだに優しいごはんがいい」
はたまた違う日には
「今日はがっつり食べたい気分だから
ごはんに合うおかずを作りたい」

など、その日によって自分が
求めているごはんって違いますよね。

そんなときにも味見のクセがついていて
なんとなく自分好みの味感覚が養われていると、

「ちょっと薄いからこうしてみよう」
「今日はしっかり濃い物を欲してるからこうしよう」

などあなたやあなたの大切な人の気分に合わせて
作ることができます♪

料理って、
【ただ味を濃くしたいから
醤油だけ多めに入れればいい】
ってものではないんですよね。

美味しいと思える味付けは
バランスが大切なんです。


そんなバランスを養うためにも
こまめに味見をして
自分の味覚を鍛えていきたいですね!

調味料を入れる意味がわかる

わたしは、自分が料理し始めのころ、
なぜみりんを入れるのかわかりませんでした。

みりんってなに?
何のためにいれるの?
甘いの?お酒なの?
照りがでるの?え??

と思っていました!(笑)

そんな料理初心者だったのですが、
味見をこまめにするようになって
調味料を入れたあとの味がわかると、

「お砂糖いらないくらい甘い!」とか
「このみりんは甘い!」など

なるべくお砂糖を控えて健康的に作りたい料理も
簡単に作れる感覚がついてきます。



あとは塩なども同じで、

よく【塩で味をしめる】って言いますが
わたしはその意味が最初わかりませんでした。

でも、こまめに味見をするようになると、
立ったひとつまみでも塩を入れる前とあとでは
味が全然変わることに気づいたんです。

・なんか物足りない
・なんかぼんやりする

そんなときにお塩をパラっと入れると
まさに味が引き締まる感じ!
ぐっとうま味が強くなるんです!

そういったことも、
味見しないとわからないんですよね。

【味が引き締まる】とからだで体感することで、
次また料理をしたときに味がぼんやりしていたら
「よし!塩を入れてみよう!」
と、自然と美味しい味に変身させることができますね。

基本の調味料を入れる意味・味の変化を感じるためにも
こまめな味見はとっても大切です。

どんな感じで味見すればいい?

具体的に味見するタイミングですが、
私はこんな感じでやっています。

▶出汁を引くとき
①昆布の水出しを味見
②昆布出汁を煮だしてから味見
③かつお節を入れて漉した一番出汁の味見

▶料理をするとき
①食材をコトコト煮たときの煮汁(出汁)
②みりんや砂糖などの甘味を入れたあと
③醤油や塩などの塩味を入れたあと
④お酢料理ならお酢を入れたあと

こんな感じで、
とにかく味見、味見、味見!

もしかすると、
「え~こんなに味見するんだ!」
と感じられましたか^^?


調味料を加えるときは
「スプーン1杯入れたら味はどう変わるんだろう?」
といった探求心で味見をこまめにします。

そうるすと、
「スプーン1杯入れたらこんなに味が濃くなるんだ」
などの気づきがあるんですよね!

この気づきがあるから
次なにか料理をするときにも
調味料を加えるさじ加減が
自分でわかるようになっていきます。

自分でさじ加減がわかると、
レシピに頼らなくても
「醤油とみりんを大さじ1杯ずつでいいかな」
と、自分の感覚で味付けできるようになるんですね。

自分で味付けできるようになると、
こうしてみよう♪ああしてみよう♪
と、どんどん料理の幅が広がり、
毎日作るのが楽しくなります!

日々こまめに味見をしていけば
自然とそうなれるので
ぜひ試してみてほしいです^^

そして味見は料理だけでなく
お出汁を美味しく引くためにも大切!


なぜお出汁が美味しく引けないのか、
それは薄い昆布出汁のまま
出汁を完成させようとするから
です。

ちゃんとまず昆布出汁が
美味しく引けているのか味見をして
そこから出汁を引けば
必ず美味しいお出汁が引けますね♪

お出汁が美味しく引けない理由については
もっと詳しくまとめた記事もありますので
よかったら読んでみてくださいね。

あわせて読みたい
【出汁の取り方】あなたのお出汁が薄くて美味しくない3つの原因 家族に「美味しい!」と言ってもらいたいから、ちゃんと美味しいごはんを作りたい。 よし!おうちでお出汁を引いてみよう! と思って昆布とかつお節を購入し、いざお出...

毎日のごはん作りを楽しむために

というわけで
いかがだったでしょうか。

味見、忘れがちですが
とっっっても大切ですよね!

ぜひ今日つくるごはんから、
味見をこまめにしてみてください。

「みりんを入れるとこんな風になるんだ」
「醤油って小さじ1杯でこんなに濃さが変わるんだ」
「昆布出汁ってこんな味するんだ」

などなど、発見が盛りだくさんですよ^^

その発見がまた楽しい♪


ぜひその感覚を大切に♡

あなたが感じる味覚や嗅覚を大切にすれば
家族や大切な人が喜んでくれる
愛情たっぷりごはんは簡単に作ることができます。


あなたの毎日のごはんが
無添加のままもっと美味しくなりますように。

それではまた!^^

この度、ご好評だったお出汁の引き方基礎講座が動画になりました!

お出汁を引けるようになりたいけど、
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お出汁を引く上で大切なのは、
温度や煮る時間だけでなく
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引き方を変えること。


ぜひお出汁の本質と基礎を学び、
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