ごはんを無添加で健康的に作りたい、
でもちゃんと美味しいって喜んでもらいたい…
今日はそんなあなたに
美味しいごはん作りの科学的なコツを
3つお伝えします!
科学的な原理原則をお伝えするので
これを覚えておけば
いつだって簡単に美味しいごはんを
食卓に出すことができますよ♪
食べたものが自分のからだを作る。
そう思うと
なるべく顆粒だしやレトルトを使わず、
醤油などのシンプルな調味料で
からだにいいごはんを作りたいですよね。
自分だけだったらテキトーでもいいんですが、
やっぱり家族や大切なパートナーに
作ってあげるときは、
しっかり美味しく作ってあげたい。。
食卓に出したときに家族やパートナーの
「うわぁ、美味しい!」も聞けたら嬉しいし、
笑顔あふれる食卓を作り出すことができますよね^^
でも、無添加でごはんを作ると
味がうまく決まらなかったりして
なかなか美味しくならないのも
悩みのタネではないかなあと思います。
というわけで本日は!
「ちゃんと作ったごはんを
美味しいと感じてもらいたい」そう思うあなたに、
ごはん作りのコツを3つお伝えします。
このコツを覚えてしまえば、
たとえば好きな男性に作るときや
家族に絶対美味しいと感じてもらいたいときに
すぐに実践できますよ♪
▶筆者について
・どんな昆布やかつお節を使っているのか、
・昆布出汁の色と味はどんな感じか、
を聞いただけでそれに合わせた美味しい出汁の引き方がわかるほどお出汁を愛する料理家です。
「お出汁は難しい」というハードルをなくし、
美味しいお出汁を手軽に楽しんでほしい!
そして家族や大切な人に喜んでもらえる
美味しいごはんを作ってほしい!
こんな想いからお出汁の引き方のコツや魅力をお伝えしています^^
詳しいプロフィールはこちら
ごはんを美味しくするために意識すること3つ
なるべく無添加で健康的に、
でも大切な人が喜んでくれるごはんを作るには、
私たちが美味しいと感じる科学的な原理を
日々のごはん作りに落とし込めば
かんたんに叶えられます♪
私たちのからだはどんなものを
美味しいと感じるのか、
そのためには
どういう風に作ったらいいのか、
この原理をお伝えするので
ぜひ覚えておきましょう♪
お出汁を使う
まず、お出汁です!
お出汁はもうぜひ使ってください^^
これだけであなたのごはんが
美味しくなっちゃうんですから♪
科学的な原理もふまえて理由をお伝えすると、
まずお出汁というのは、
食材のうま味が溶け込んだ液体のこと。
このうま味っていうのは
私たちが舌で感じる味覚のひとつです。
詳しく言うといろいろあるのですが、
ひとまずうま味は美味しいと感じるために必要な味覚。
お出汁は、そんなうま味がたっぷりだから
わざわざ添加物を入れなくても美味しいのです!
ほんだしでも鶏がらスープの素でも
なんでもそうですが、
料理を美味しくさせるために入れる
あの顆粒だしは、
結局うま味を添加するためなんです!
ということは、
顆粒だしを卒業したい場合は
食材のうま味たっぷりの出汁を
しっかり活用すればいいだけ♪
『お出汁はうま味たっぷりでそれだけで美味しい』
だから、
・料理の腕がなくても
・醤油やみりんなど基本の調味料だけで
簡単に美味しくなります。
たとえば、
うどんのおつゆって基本は
・出汁
・醤油
・みりん
だけなんですが、
でもこれがもし出汁ではなく水だったら、
果たして美味しいおつゆになるでしょうか。
・
・
・
答えは、Noですね!
水に醤油とみりんだと
塩味がどんどん濃くなるばかりで
いくら入れたって求める味になりません。
うどんをはじめ、和食を作るときは
出汁という基盤があるからこそ、
醤油やみりんなどシンプルな調味料でも
感動的な美味しさになるんですね。
逆にお出汁がないと
余計に調味料を入れることになり、
塩分量が高くなってしまいます!
これがお出汁のちから。
お出汁のうま味があるから、
おうちのごはんは無添加で簡単に
美味しくなってしまう。^^
そして私たち日本人は
特にお出汁の味を美味しいと感じるので
あなたの大切な人に美味しいって
言ってもらうためには
必要不可欠、使わなきゃ損なんです♡!
特に、男性やお子さんに
出汁を使ってあげると、
美味しいって感じてくれる率が
高いですね・・・!
私たちが美味しいと感じるうま味が
たっぷりのお出汁、
家族に美味しいって言ってもらうために
ぜひ日々のごはんに取り入れてみましょう!
おかずは野菜×お肉かお魚を
野菜だけのお料理って
もちろんヘルシーだし大切なんですが、
味がどうもうまく決まりにくいですよね。
味噌や醤油などの発酵調味料を使うと
美味しくはなるんですが、
ちょっと味が濃くなりやすく
ここも塩分量が気になるところ。
では、
そもそもなぜ野菜だけの料理って
美味しくならないのでしょうか。
・
・
・
これも理由はお出汁(うま味)なんです。
先ほど、
【うま味は美味しいと感じるための味覚】
とお伝えしました。
この「美味しいと感じるため」には条件があります。
それは、異なるうま味成分を
かけ合わせてあげること。
異なるうま味成分がかけ合わされると美味しくなる、
これを【うま味の相乗効果】といいます。
昆布の出汁だけで飲むと
「ただの昆布の味がする水」ですが、
ここにかつお節が合わせると
一気に美味しい出汁になりますよね!
これが、うま味の相乗効果です!
で、お出汁というのは基本、
すでにこのかけ合わせができているんです。
・昆布 × かつお節(or 煮干し)
・昆布 × 干ししいたけ
などなど。
このうま味成分のかけ合わせの仕方は
いろいろあるんですが、
基本のかけ合わせ方は
【植物性食品 × 動物性食品】なので
今日はこれを覚えてみてください♪
基本のお出汁はすでにこのかけ合わせができている、
だからお出汁だけでもしっかり美味しいんです。
ですが、
野菜だけの料理の場合だと
このかけ合わせが難しい。
スープでも煮込み料理でも
野菜だけではなかなか美味しくならない理由は
このかけ合わせができていないからなんです。
なので、
メインのおかずはなるべく
野菜たっぷり × お肉かお魚
で、うま味をかけ合わせて
しっかり美味しくしていきましょう!
たとえば、
・鶏肉のトマト煮
・鶏肉とわかめのスープ
・鮭ときのこのホイル蒸し
・鯛とトマトのアクアパッツァ
などなど。
野菜の中では
トマトがうま味を多く含んでいるので
動物性食品と相性バッチリです♪
うま味をかけ合わせて作ることで、
・塩分量を減らしつつ、
・しっかり美味しく作ることができ、
・食べたときの満足度も増します♡
お肉やお魚などのたんぱく質は
私たちのお肌や髪の毛などを作るにも
欠かせない成分なので、
野菜とかけ合わせてうまく摂っていきましょう♪
お出汁と油をかけ合わせる
最後のポイントは
私たちの脳が一番美味しいと感じる法則です!
私たちのからだは、
出汁のうま味・砂糖・油脂を美味しいと感じ、
依存する性質があります。
甘いものや揚げ物スナックって
一度食べだすと止まらないですよね!
あとは、海外旅行に行ったりすると
うどんや味噌汁、茶漬けなど
出汁がきいたものが食べたくなるのも
私たちが出汁の美味しさを覚えているから♪
つまり、
手っ取り早く美味しいごはんを作りたかったら
出汁・砂糖・油を使えばいいのですが、
なかでも私たちのからだは
油と出汁に強く依存することがわかっています。
ということは、
油と出汁をかけ合わせてあげれば
自然と美味しいごはんって作れちゃうんですね。
たとえば、
ナスの揚げびたしって
思い出しただけでも
美味しさが浮かびますよね!
これは、油で焼いたナスを
出汁醤油に浸すので
まさに出汁×油なんです^^
油と聞くと、
がっつり揚げ物をイメージされるかもしれませんが、
揚げ物でなくても
・お揚げ、厚揚げ豆腐
・鶏肉や豚肉などの脂
・ごま油やオリーブ油を最後にたらす
などでもいいんです。
▼たとえばこんな感じ。
・お浸しにお揚げを入れる
・コトコト煮たスープの仕上げに油をひとまわし
・揚げた食材を出汁に浸す
(揚げ出し豆腐、野菜の揚げ浸し、南蛮漬けなど)
・出汁に肉・魚から出る油を合わせる
(豚汁、昆布と鶏肉をコトコト煮る)
これ全部美味しいですよね!
そう、
私たちは実はもう出汁×油は美味しいと
感じているんです^^
なので、
「今日は絶対美味しいと言ってもらえるごはんを作りたい!」
というときはぜひこの法則を
ごはんの献立に取り入れてください♪
わたしの場合、
昔、落としたい男性がいて(笑)、
その人に
・鮭の南蛮漬け
・お揚げの入った切り干し大根
を作ったら美味しくて感動されました!
この2つ、野菜たっぷりなのに
出汁×油で美味しいのです^^
しかも和食を作れる女性って感じで
印象すごくいいのでおすすめ!笑
お出汁を取りれれば間違いなし!
というわけでいかがだったでしょうか。
今回もたくさん語ってしまい、
盛りだくさんの記事になりました!
お読みいただきありがとうございます。
美味しいと言ってもらうためには、
・うま味がかけ合わさったお出汁を活用して
・さらにはそこに油脂をかけ合わせる
これをやってみてください!
きっとあなたのご家族や大切な人は
感動してくれること間違いなしです♡
お出汁さえあれば、
無添加で健康的かつ家族喜ぶ美味しいごはん
って簡単に作れてしまうんですよね♪
日本の大切な食文化であるお出汁を引いて
ぜひ一緒に心から穏やかになる食生活を
送っていきましょう^^
『基本のお出汁をきちんと引けるようになりたい!』
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